こんにちは!トラストバンク パブリテック事業部 LoGoフォームチームの田中です。
本記事では、LoGoフォームにおけるUI/UX向上のポイントについてお伝えしたいと思います。
UI/UXという言葉は、耳にしたことがある方も多いでしょう。
UIとは「ユーザーインターフェース(User Interface)」の略です。製品そのもの、デザイン、フォントなど、ユーザーの視覚に触れる全ての情報がUIと呼ばれます。
一方、UXとは 「ユーザーエクスペリエンス(User Experience)」の略です。ユーザーが製品やサービスを通じて得られる体験を指します。
UIなど、サービス全般を通じてユーザーが得られる体験がUXと言えますが、行政サービスにおいても、ユーザーがどのように行動し、どのように考えているかを理解した上でUX全体をデザインする考え方が必要になってきています。
そこで、LoGoフォームにおけるUI/UX向上のポイントを五ヶ条として整理してみました。
今回は、五ヶ条のうち
「一.その項目が本当に必要かを吟味する」
「二.シンプルな作りを心がける」
について、具体的な留意点をお伝えします。
①項目名はシンプルでわかりやすい言葉にする
→項目名は、理解するために必要な思考的負荷を減らすため、長い文章は避けましょう。余計な文言は入れないようにします。
②任意項目はなるべく設けず、項目数そのものを減らせないか検討する
→任意項目とは入力しなくてもよい項目のため、ユーザーはそもそも入力しないことが多く、設けてもあまり意味がありません。また、必須項目と任意項目を見極める手間もかかってしまいます。必須設定を使用し、本当に必要な項目だけに絞りましょう。
③不要な項目は表示しない
→入力項目が多いとユーザーの入力意欲が減少するため、ページを極力コンパクトに見せ、ハードルが低いフォームだと印象付けることが重要です。表示条件を使用し、そのユーザーにとって必要な項目のみを表示するようにしましょう。
④選択肢が多い時はラジオボタンではなくプルダウンにする
→選択肢が多い場合、すべてを表示すると分かりにくくなります。選択肢の数によって、ラジオボタン・プルダウンを使い分けましょう。(目安:選択肢が7つ以上の場合はプルダウンを使用)
⑤1画面あたりの入力項目を1〜2スクロール以内に収める
→改ページを使用して、1ページに対する項目数を限定し、なるべくスクロールが不要になるようにしましょう。さらに、項目をグループで分け、ページごとにまとめると、入力のしやすさにもつながります。
以下はLoGoフォームにおける①~⑤のイメージです。
フォームを作成する際は、ぜひ五ヶ条を意識してみてください!