パブリテックセミナー第2回 開催報告

パブリテック事業部では自治体の皆さまのデジタル化推進に向けて、先進自治体の事例や民間企業のノウハウなどをご紹介する「パブリテックセミナー」を開催しています。今回はその第2回の内容をご紹介。

 みなさん、こんにちは。パブリテック事業部でLoGoフォームの事業企画を担当している岩佐です。本格的に冷え込み、おでんが美味しい季節になってきました。岐阜出身の私は、おでんには味噌派です。
 
 さて、先日11月19日にパブリテックセミナー第二弾がオンラインにて開催されました。次年度予算に関わる調整などでお忙しい中、なんと総勢70名以上の自治体職員様にご参加いただき、オンラインにもかかわらず、熱気あふれる1時間30分となりました。
 当日の様子を交えながら、振り返り、ご紹介したいと思います。
 
目次

パブリテックセミナーとは

 パブリテック事業部では、自治体の皆さまのデジタル化推進に向けて「パブリテックセミナー」と題し、2か月に1回程度、先進自治体の事例や民間企業のノウハウなどをご紹介するイベントを企画しています。

パブリテックセミナー vol.2の概要と当日の様子

 第二弾である今回は「行政DXへの挑戦事例 最前線!これがわたしたちのデジタルガバメント」と題し、 石川県加賀市の大幸喜徳様、奈良県橿原市の杉本隆二様をお招きし、それぞれの自治体でのデジタル化への挑戦事例をお話いただきました。
 
開催日:11月19日(木)18:00~19:30 
場 所:オンライン(Zoomミーティング) 
タイトル・登壇者:
「加賀市におけるデジタル化の取り組みについて」
 - 大幸 喜徳 様(石川県加賀市 政策戦略部イノベーション推進課)
「メールとDVD(焼き)という信じがたい手段からの脱却」
 - 杉本 隆二 様(奈良県橿原市 企画部企画政策課)
 
 これまでの取り組みの経緯や現場でのご苦労、工夫されたことなど、普段は聞くことができない貴重なエピソードばかりのご講演でした。

市民のための行政デジタル化を実現することが真のゴール 加賀市 大幸様の発表

 大幸様は、加賀市における様々な民間企業との行政デジタル化の取り組みの中から、デジタルIDアプリのxIDとLoGoフォームを活用した電子申請の事例について、プロジェクトの軌跡と今後の展望をご紹介いただきました。

 

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コロナ第2波のなか、電子申請のリリース会見は急遽オンラインで実施

 

 加賀市では、人間ドック助成金の手続きから電子申請サービスの提供をスタート。今後の展望としては、年度内に50サービスのデジタル化という目標を掲げて取り組んでいらっしゃいます。

 

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年度内に50サービスまで申請メニューを拡充予定

  

 各種デジタル化施策と並行して、マイナンバーカード所有者・申請者に「かが応援商品券」を配布、なんと加賀市のマイナンバーカード申請率は60%超に。今後もマイナンバーカードの保有率を活かした施策を推進されるとのことです。

 

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普及施策により加賀市のマイナンバーカード申請率は60%超
 「デジタル化」は手段であり、大事なのは「いかに市民にとって便利な行政サービスを提供するか、何のためにその仕事をしているのかを考えること」という言葉にハッとさせられました。加賀市の先進事例の舞台裏について学ぶことができました。
 

アーリーアダプターの巻き込みと地道な活動でラガードを動かす 橿原市 杉本様の発表

 杉本様は、変化に消極的な現場をマーケティングのイノベーター理論における「ラガード」に例え、LoGoチャットを活用した地道な活動を通じて如何にデジタルに感度が高い組織になっていくか、現場での奮闘についてお話いただきました。

 

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自治体のデジタル化をイノベーター理論に照らして考える

  活動の一つとして、LoGoチャット上でデジタルに関心がありそうな職員の方を集めたトークルームを作り、各自が収集した情報をアウトプットする場を作られました。「自分のアウトプットは誰かのインプットになる」というお言葉が印象的でした。

 

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LoGoチャットでひたすらインプット&アウトプット

 そして、「有利な交付金というチャンスが巡ってきたときに、果たして対応できる体制になっているか」、デジタル化に対する職員の理解を得るため、人材投資をできることから、今すぐにでも始めてみることが大事、と参加者にエールを送りました。

 

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お金と職員(人)の投資をいかに有効活用できるか

 テレワークの理解を得ることでさえ難しい状態から、様々な視点とアプローチで現場を動かそうと地道な活動を継続し、LoGoチャットやLoGoフォームの活用を推進されたエピソードに多くの方が勇気づけられました。

セミナー参加者の声

 セミナー後のアンケートから、参加者のみなさまがお二人のお話から大きなパワーをもらったことがわかります。
 
 「加賀市の先進的取り組みについては、とても参考になった。同じ自治体の取り組みをじかに聞いたり、熱を感じることで刺激になります。庁内PTのメンバーも刺激を受けたと思います。」
 「市民のために、改革をやりきるという気持ちが大切だと認識した。」
 「橿原市さんの話がとても興味深かったです。情報推進担当を設置するという話が庁内で上がってますが、やはりやめにして本当に興味ある人だけ集めるようにしたいと思いました。」
 「どの自治体でも課題となっていても、なかなか整理できないことを、非常にわかりやすくお話しいただいてとても感銘をうけました。」
 

まとめ

 いかがでしたでしょうか。
 市民のためのデジタル化を進めるために日々尽力されているお二人のお話から、私たちも多くの事を勉強させていただきました。トラストバンクは今後もLoGoシリーズやパブリテックセミナーを通じて、自治体職員の皆さまのデジタル化の取り組みにしっかりと伴走してまいります。
 次回のパブリテックセミナーも魅力的なコンテンツを提供できるよう、準備いたしますので、どうぞご期待ください。
 
 LoGoシリーズの製品(LoGoフォーム・LoGoチャット)、パブリテックセミナーの取組についてお聞きになりたいことがありましたら、ぜひ下記お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。