【LoGoフォーム導入事例】郡山地方広域消防組合様 火災予防分野における各種手続のオンライン化

ノーコード電子申請ツール『LoGoフォーム』は、近年、地方自治体様だけでなく、準公共団体様への利用が広がっています。
特に消防関連手続きにおいてLoGoフォームをご活用いただいている実績が多く、中でも、LoGoフォームを活用した「火災予防分野における各種手続のオンライン化」に取り組まれている郡山地方広域消防組合様の事例をご紹介します。

政府より「火災予防分野における各種手続のオンライン化」が示され、対応が急務

政府からの通知では【消防法令における各種手続について、 申請者等の利便性向上の観点から、消防本部における電子申請等の開始が重要*】と明記され、消防本部における各種手続のオンライン化対応は急務となっています。
しかしながら、消防本部における課題は多く、なかなか進みにくい状況であると伺っています。

*参照元:総務省消防庁予防課「火災予防分野における各種手続の電子申請等の導入に関する状況調査の結果等について(通知)」(令和6年6月25日)

▼消防本部の課題
  • ネットワーク環境
    • LGWAN環境未整備の場合、国のシステムを業務端末ですぐに活用することが難しい
  • デジタル人材不足
    • 専門人材がおらず、人材を育成するにも時間を要する
  • 予算が確保できない
    • 厳しい財政状況によりシステム投資が困難
  • 業務の多様化・複雑化
    • 業務が一層多様化・複雑化しており、既存業務で手一杯で着手できない

それに加えて、郡山地方広域消防組合様では、火災予防分野における各種手続を窓口またはメールで受付けていましたが、職員・申請者それぞれにとって様々な課題を感じていました。

例えば、窓口対応のために他の業務を一時中断する、メールで受付をしても他のメールに紛れて見落としてしまう可能性がある、災害対応等で職員不在の場合は申請者に再度来庁していただく必要があるなど、職員・申請者ともに負担の大きい運用となっていました。

インターネットから誰でも簡単に使える「LoGoフォーム」で叶える手続きオンライン化

LGWAN未構築の郡山地方広域消防組合様では、マイナポータルでの申請フォームの作成・回答確認ができず、インターネットで使えるシステムを探す必要がありました。

そこで、全国750を超える他団体の導入実績や、近隣自治体での操作性に関する口コミから、インターネット環境でも利用可能な『LoGoフォーム』を導入。

自治体強靭化モデルに準じた高度なセキュリティを確保する環境で、各種申請・届出の受付・管理ができるようになりました。

また、『LoGoフォーム』は専門知識も不要なノーコードツール
消防職員でも簡単に使える分かりやすいUI/UXにより、国から通知されたオンライン化対象手続のうち、数多くの手続をオンライン化しました。

郡山地方広域消防組合様ではこんな手続にご利用中です!

  • 防火管理者の選任届/解任届(防災管理者の選任届/解任届)
     ※オンライン化率:32%(280件/870件)
  • 消防用設備等(特殊消防用設備等)の設置届/点検報告
  • 工事整備対象設備等の着工届
  • 統括防災管理者の選任届/解任届
  • 統括防火管理者の選任届/解任届
  • 防火対象物点検結果の報告
  • 自衛消防組織の設置届/変更届
  • 防災管理対象物点検結果の報告
  • 消防計画の作成(変更)届
  • 防火対象物全体の防火管理に係る消防計画の作成(変更)届
  • 防災管理に係る消防計画の作成(変更)届
  • 防災管理対象物全体の防災管理に係る消防計画の作成(変更)届

「防火管理者の選任届/解任届(防災管理者の選任届/解任届)」(イメージ図)

「防火・防災管理者選任(解任)届出書」サンプルフォーム

当該フォームはトラストバンクが公式で提供する無料の申請フォームテンプレート集に含まれており、コピーするだけで簡単に運用を開始いただけます。

他にもLoGoフォーム利用団体様が作成された多数のテンプレートをご活用いただくことが可能です。

実際のフォームはコチラ

□■「防火・防災管理者選任(解任)届出書」サンプルフォーム(インターネット) ■□
https://logoform.jp/form/trustbank/1091084

申請者の利便性向上と内部事務の効率化にも効果

『LoGoフォーム』の活用による効果は、手続オンライン化の達成にとどまりません。

24時間いつでもどこでも申請受付が可能になったことにより、訓練中や災害対応時など直接の対応が難しい場合でも手続きが滞ることが無くなり申請者の来庁も不要になったことで利便性が向上しました。

さらには、申請内容をPDF出力*することで電子決裁を行うことができ、事務手続も効率化できました。(*申請内容のPDF出力にはオプション機能が必要です)
データの保管や管理が楽になるとともに、 管理画面から申請を漏れなく確認できるため、内部事務の効率化にも大きな効果がありました。


これから火災予防分野における各種手続のオンライン化に本格的に取り組もうとされる団体様は、ぜひ参考にしてみてください!